栄養素名ー作用ー説明


1. イソロイシン  成長や神経の働きに好影響を与える。
必須アミノ酸の一つで、子牛肉・鶏肉・鮭・牛乳・プロセスチーズなどに多く含まれます。
人の血清中にも0.9~1.8/dlあります。
体内では成長促進、神経機能の補助、血管拡張などの作用をします。


2. パリン  成長や窒素バランスに関与。
 必須アミノ酸の一つですが、多くの食品に含まれており、比較的多いので、制限アミノ酸(必須アミノ酸のうちで、含有量が基準値に満たないもの)となること はまずありません。
子牛肉・レバー・ドライミルク・プロセスチーズなどに多く含まれます。
体内での作用は成長に関与し、また血液中の窒素バランスを調整します。


3. ロイシン  肝機能を円滑にする。

必須アミノ酸の一つで、1日の必要量が必須アミノ酸中で最大です。
しかし、色々な食品に含まれるので、制限アミノ酸になることはあまりない。

牛肉・レ バー・七面鳥・ハム・牛乳・プロセスチーズ・カッテージチーズ・挽き割りトウモロコシをはじめ、多くの食品に含まれています。
主な作用は肝臓の機能を高めることですが、摂取過剰になると、他のアミノ酸のバランスをくずし、免疫機能の低下を引き起こすことになります。


4. スレオニン  成長促進と脂肪肝の予防。
必須アミノ酸の一つで、トレオニンとも呼ばれます。

必須アミノ酸のうちで最後に発見されたもので、動物の成長因子を探求する中で発見されました。

卵・スキ ムミルク・ゼラチンなどに多く含まれます。

体内にはいると成長促進のほか、肝臓に脂肪が蓄積して脂肪肝になるのを防ぐ作用をします。

不足した場合には、食 欲不振、貧血、成長阻害、体重減少などの症状が現れます。穀物の栄養強化に用いられます。


5 .フェニールアラニン  抑鬱症を解消し、気分を高揚させる。
 脳と神経細胞の間で信号を伝達する、神経伝達物質になるアミノ酸です。

色々なタンパク質の中に広く分布しますが、量は多くありません。

フェニールアラニン から生成されるノルビネフリンとドーパミンは、アドレナリン生成の途中課程でできる物質で、刺激の伝達に役立っています。

精神を高揚させ、鋭敏さとバイタ リティーを生み出す作用があります。
血圧を上げるので、栄養補助剤としては、妊娠中の女性、皮膚ガン、フェニールケトン尿症の人は制限します。


6. トリプトファン  神経安定、睡眠、鎮痛の効果があるセロトニンの原料。
 必須アミノ酸の一つで、さまざまなタンパク質に含まれますが量は多くありません。

タンパク質合成の材料として使われる分を除いて、肝臓、腎臓で分解され、 エネルギー源として利用されます。
牛乳から発見されたアミノ酸で、芳香族アミノ酸の一つです。
アメリカでは栄養補助食品として、催眠効果や精神安定効果を 期待する人々に用いられています。


7. メチオニン  抑鬱症状の治療に即効。
必須アミノ酸の一つで、硫黄を含んだ含硫アミノ酸です。

牛乳・レバー・全粒小麦などに含まれます。

体内では、ビタミンの血中濃度を下げる作用をします。

ヒ スタミンは体内にある化学物質で、ふだんは非活性ですが、怪我をしたり薬に反応したりすると活性化し、血管を拡張させたり、痒みや痛みを引き起こし、ひど い場合にはアレルギー症状となります。

抗うつ剤として即効性があり、分裂病の症状を改善するケースもあります。
不足すると、尿を作る能力が衰えむくみを生 じます。


8. リジン  体の組織を作り、さまざまな機能を円滑に動かす。
必須アミノ酸の一つで、体のタンパク質の組み立てに欠かせない重要なアミノ酸です。
タンパク質に2~10%含まれています。
人間の体の組織を修復したり、成長に関与し、さらに抗体、ホルモン、酵素を作るといったさまざまな機能を持っています。ブドウ糖の代謝を促進したり、単純 疱疹を予防、解消したり、肝臓の機能を高める働きがあります。
食品のタンパク質中でいちばん制限アミノ酸になりやすく、特に穀類のタンパク質に不足してい ます。


9 .ビタミンA  目と粘膜のビタミン。ガン予防効果に期待。
 はじめからビタミンAのかたちで動物性食品に含まれるリチノールと、緑黄色野菜に含まれ、体内でAに変わるβ-カロチンがあります。

体内では夜盲症を防 ぎ、皮膚と粘膜を健康に保ち、ガン抑制効果があります。不足すると上皮組織が乾燥して硬く変質してしまいます。
脂溶性ビタミンで熱に不安定で、酸化・乾 燥・高温で壊れやすい。


10. ビタミンD  強い歯や骨を作る。
日光にあたると体内で合成される。 骨の形状に関わりの深い脂溶性のビタミンです。
骨の材料になるカルシウムやリンが充分にあったとしても、Dが不足すると満足な骨はできません。
体内では、骨の形成に不可欠で、血中のカルシウム濃度を一定に保ち、カルシウムの骨からの溶出と蓄積を調節し、腎臓での再吸収を助けます。

不足すると大人では骨軟化症、子どもではくる病になります。

脂溶性ビタミンで熱にやや不安定、酸化されにくい。


11. ビタミンE  活性酸素から体を守り、老化・成人病を予防する。
強力な抗酸化作用があり、活性酸素の害から体を守り、ガン・心筋梗塞・脳卒中など成人病を予防することが期待されています。血管拡張剤などとして治療にも効果を上げています。
体内では、活性酸素から細胞膜を守り、また心疾患、脳卒中、ガンを予防します。血行改善、更年期障害にも有効で、老化を防ぐともいわれています。
ビタミン Cと摂取すると抗酸化作用が高まります。脂溶性ビタミンには珍しく、過剰性がありません。
脂溶性ビタミンで熱や酸では壊れないが、酸敗油、鉄、アルカリ、 紫外線などで壊れる。


12 .コエンチームQ(ビタミンQ)  抗酸化作用を持ち、酸素とエネルギーの供給に働く。
 体内でも合成されている脂溶性のビタミン様物質です。

細胞膜を酸化から保護し、酸素の利用効率を高め、また精子を活発にしたり、免疫細胞や白血球の作用を高めます。

13. ビタミンK  止血と骨の健康維持に働く。
出血時に血を固めたり、骨の形成に関わる脂溶性ビタミンです。
緑黄色野菜に含まれるK1と、微生物によって合成されるK2があります。

k2は納豆に豊富に含まれており、人の体内でも、腸内細菌によって合成されます。

血液凝固に働き、また骨を強くし、骨粗鬆症にも効きます。

不足の心配はまずありませんが、抗生物質を飲み続けている人や新生児や乳児は腸内細菌からの供給 は期待できません。また、血栓症の人や、血液の凝固剤を飲んでいる人は、摂取量が制限されます。


14. ビタミンB1(サイアミン)  消化と精神のビタミン。
日 本人に不足しがち。
 鈴木梅太郎博士によって米ぬかから発見された水溶性のビタミンで、不足すると疲れがたまってきます。

体内では、糖質をエネルギーに換え、また脳の中枢神経 や、手足の末梢神経の機能を正常に保ちます。

水溶性ビタミンで、加熱するとさらに水に溶けやすく、アルカリを加えて加熱すると壊れるが弱酸性で安定する。


15. ビタミンB2(リボフラビン)  発育を促進。過酸化脂質の害から体を守る。

成長に欠かせない水溶性のビタミンで、日本人の中には不足気味の人がいるとされています。

体内では、脂質の代謝を促進、過酸化脂質を分解、成長を促進、粘 膜の保護、細胞の再合成を助けます。

口内炎や口角炎がよくできる人はB2不足かもしれません。
水溶性ビタミンで酸や熱にはやや不安定でアルカリ性や光に弱い。


16. ビタミンB3(ナイアシン)  皮膚と精神のビタミン。二日酔いも予防。

糖・脂質・タンパク質の代謝に不可欠な水溶性ビタミンで、ニコチン酸ともいう。

欠乏症としてペラグラという皮膚病がある。
アルコールや二日酔いのもとになるアセトアルデヒドを分解し、二日酔いを防ぎます。

水に少し溶け、熱・酸・アルカリ・光に強く、酸化されにくい。


17. ビタミンB4(パントテン酸)  ストレスへの抵抗力を付けるビタミン

正常な成長を助け、自律神経の働きを維持します。酸・熱・アルカリに不安定。


18. ビタミンB6(ピリドキシン)  タンパク質を多くとる人ほど、要求量が増す。
体内でタンパクの再合成に不可欠なビタミンで、健康な皮膚や髪、歯を作り、成長を促進します。

また、脂質の代謝や赤血球のヘモグロビンの合成にも働き、不 足すると皮膚炎や脂性の肌、口内炎、貧血、脂肪肝になります。水溶性のビタミンで三精ではやや安定であるが、中性、アルカリ性、光に弱い。


19. ビタミンH(ビチオン) 白髪やハゲを予防し、健康的な肌を維持する。

糖質・脂質・タンパク質の代謝に働く。

体内で腸内細菌によって合成され、通常の食生活をしていれば不足することはありませんが、生卵の白身に含まれる成分 が、胃や腸の中でビチオンと結合して吸収を妨げます。

生卵の食べ過ぎに注意しましょう。水溶性のビタミン。


20. 葉酸  赤血球や細胞の新生に必須のビタミン。ビタミンB12とともに増血に働く。

貧血を予防し、健全な発育のために、不可欠です。
水溶性のビタミンで、弱アルカリ性では熱に安定、弱酸性では、熱に弱い。酸素、光に弱い。
21 PABA(パラアミノ安息香酸) 皮膚と毛髪を若々しく保つ。
葉酸の合成にも必須。 タンパク質の代謝に働き、葉酸が合成されるときの構成成分であり、パントテン酸の吸収を助ける。腸内の有用菌の繁殖も促す。水溶性のビタミン。


22. ビタミンB12(シアノコバラミン)  悪性貧血を予防。神経の働きにも不可欠。

赤いビタミンとも呼ばれ、葉酸と協力し合って赤血球の生産に働く。
また神経細胞内のタンパク質や脂質、核酸の合成を助け、神経系を正常に働かせる。
水溶性のビタミンのビタミンで、弱酸性で安定し、強酸性、アルカリ性、光で分解される。


23. イノシトール  脂肪肝や動脈硬化を予防。抜け毛を防ぐ。

体内で、細胞膜を構成するリン脂質の成分となり、神経を正常に保つ上で不可欠の働きをしている。

脂肪とコレステロールを体が使えるようにして、肝臓に脂肪がたまり過ぎないように働くため「抗脂肪肝ビタミン」といわれている。水溶性のビタミン。


24. コリン  高血圧や動脈硬化を予防。記憶力を高める。

体内でレシチンを作り、神経細胞などの細胞膜を形成する。

また、血管拡張作用のある神経伝達物質アセチルコリンの材料となるため、高血圧の予防にもなる。

東洋医学とは?

 

「病氣」をみるのでは

無く「人」をみる医学。

 

病、体質、生活、環境を元に健康を考えます。

 

療法の健康ポイント

 

未病治

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医食同源

食べ物は薬と同じだよ。

 

心身一如

心と体は一対だよ。

 

未病整体

 

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